うしろの玉ねぎ

かわいい子を眺めていたい。

TWS、いわゆる完全ワイヤレスイヤホンをようやく買った話

3年ほど使った初めてのBluetoothイヤホンとお別れしましたん。

少し前にイヤホン本体の筒状の先に付いてるフィルターのようなものが剥がれたから付け直したんだけど、すでに接着剤が弱くなっていたようで気付いたらいなくなっててだだ漏れ状態。

イヤホンしたままトイレに行ける、洗濯、掃除、洗い物ができるというワイヤレスの便利さに気付いたものの、長く使ってると左右を繋ぐ有線すら邪魔になるという贅沢を覚えてしまうのは人間の性か。

というわけで色々見て新規購入したのは完全ワイヤレスで手頃な値段のAnker Soundcore Liberty Neo 2。

 イヤホンのみで10時間、バッテリー込みで40時間と持ちもいいし、音はまぁ普通といったところで値段相応かなと思いながら使うこと一月半。

初期から感ぢてはいたけども、長時間装着してるとどうにも左耳が痛い。付属のイヤーピースとイヤーウイング色々組み合わせを変えて試すも30分しないうちに痛みが出てくるし、小さなピースだと音が漏れてシャカシャカになって使いものにならず。さらに最初はそうでもなかった音飛びが最近は酷くなってきて時折ブーとかビーとかのビープ音的なものも聞こえ出す始末。さすがにこれはいかんと再び新しいものを買う羽目に。手頃な値段とはいえ、合わせたらもうちょっといいイヤホンが買えるような気がしないでもない。あー、考えない考えない。

こぼれる涙を拭いながら次なる選択、agのCOTSUBU。

3週ほど使っても痛くならないのはその小ささのおかげか。装着感も軽い。音飛びは今のところなく安定してる。前のに比べて低音が良く出てるけど、その代わりボーカルが少し沈んでる印象。

イヤホン、及びケースのデザインは良い。小粒という名前の通りどちらも小さくてかわいく、持ち運ぶのも邪魔にならず楽そう。ただ充電ケースが自立せず、充電する時は横置きにするんだけど、LEDのインジケーターを見えるように上側にすると頭のロゴが逆向きになってしまうのがいやん。

折角良いデザインなのにここだけ残念。耳に合わせてイヤホンを縦向き、横向きにできるのもいい。個人的には横向きがしっくりくる。付属のイヤーピースはMが装着済みで他はSとSSが付いてくるのみで完全に女性向け。耳穴が大きい人は追加で買わねばなるまいて。

ペアリングの精度が良い。過去2台はPC側で接続完了と出ても音が出ず、一度PCのBluletoothを切ってまた繋げる手間があって面倒だったけど、これは今のところ毎回1回で繋がる。タッチセンサーによる電源のオンオフが簡単なのは助かるけど、音量はどう考えても左右逆。カスタマイズできないのは減点。あと、人によってはタッチの感度が良過ぎるかも。充電器のLEDが1個しかなく、一応緑と黄に点灯点滅するけど、黄0-10%、緑11-100%と大まかすぎていやん。分かればいいっちゃいいけど、黄色になってから無くなるまでが早いような気がする。取説の日本語がかなり雑。最近は読む人もいないし、全世界向けになってるから日本人向けの細かな配慮がない文になってて分かりづらいが、読む人自体がもういないんでしょう。

連続再生5時間、充電器含めて20時間と短めなのでもうちょっと持ちが良ければさらに良い。バッテリーも小粒? と思わないでもないが、本体もケースも小さいからこの辺が限度なのかもしれない。何気に付属のUSBケーブルもめっちゃ短くて両側の端子含めて30cmしかない、これも小粒であった。

ちなみにこれにノイキャンが付いたアップグレード版というUZURAも選択肢ではあった。

ただ、家の中で使う専用だからノイキャンはいらないし、何よりコーデックにaptXがない。アップグレードを謳っているのに何故。最近は技術が上がってSBCでも十分だからなのか、ターゲットがAACiPhone持ってる女性だからなのか。iPhone持ちではない男も買うがな。

関係ない話だけれども、電池残量が少ない時は聞こえる英語のアナウンスが「バッテリーロー」といっているのを今更ながらに知る。ずっと「バッドウィーライフ」とばかり思ってた脅威のリスニング能力、いやただ単に老化も含めた耳の悪さ。ハイエンドモデル買っても意味はなさそう。しかし、あの英語の声は全社共通なのか、もうちょっとなんとかならないのかしらん。声優モデルがあったら日本では売れそう。昔でいったら丹下桜さんとか。