うしろの玉ねぎ

かわいい子を眺めていたい。

第11回 アイドル楽曲大賞2022に投票

今年もこの季節がやってきました。未だコロナ禍で制約が多いとはいえ、声出しも解禁されてきて徐々にあのライブが戻りつつあるけど、元通りにはまだまだ程遠い。相変わらずメぢャーシーンに興味あるアイドルは少なく、インディーズ多めで推しております。

投票サイトはこちら、「第11回アイドル楽曲大賞2022」。11月30日23:59まで。皆さんも是非。

<メジャーアイドル楽曲部門>

1位:アンサンぶる / CYNHN

疾走感溢れるリズムの快感と、初手から世界観丸出しのイントロ、からの音の作りが秀逸。

2位:Divine Attack - 神撃 - / BABYMETAL

SU-MEYALのボーカルの気持ち良さは何物にも代え難い。加えてあの楽曲ともなればランクインはするよねという話。ただノミネートはこの1曲のみなので選択は楽。

3位:フライデーナイト / 東京女子流

女子流ちゃんのダンスが映える楽曲。楽しいディスコサウンドを踊るひーちゃんがとにかくかわいい。曲とは関係ないけど、ダンス映像はもっと近くで見たい。この遠さではハロプロの映像みたいで、そこはマネしなくていいところ。

4位:愛の哲学 / フィロソフィーのダンス

軽快なリズムが好き。そこに載るハルさんのボーカルがまた気持ち良い。

5位:Dreamin' Girl / PiXMiX

まだこひめちゃんがいるのでボーカル面が強い。曲も女の子感が前面に出ててかわいい。跳ぶ合図でもあるサビでの愛莉ちゃんの「ウッ!」がもうかわいくてかわいくて。

補足:メぢャー部門で聴いてるのは少ないのでほぼ悩まずさくっと決められるのは楽。

CYNHNちゃん、崎乃奏音さんが卒業してから疎遠だったけど、フェスで見るとやっぱり楽曲の良さに唸ってしまう。TIFで見た新メンバーさん何気にかわいかったし、なんだかんだ綾瀬さんと青柳さんのボーカルは好きだと思いました。ちなみに次点は「キリグニア」、シャレオツな音がたまらない。”1グループ1曲”のルールがなければランキングに入れたい。

あと、ギターの音が好きな「ソルベ」、静かにリズムの海に揺れていたい「水の中の」も良い。

女子流ちゃん、超久しぶりのアルバム発売は嬉しかった。その中から選ぶならということで決め手は楽しさです。

ピクミクちゃん、まさかのエースにして歌姫・こひめちゃんが卒業してしまうとは……解散もちらつくなか、残った4人で続けてくれてるのはホントありがたい。その中で個々それぞれが成長もしてて結成から見てる身としては感慨深い。楽曲としてはやはりこひめちゃんがいた頃のほうがお強いけど、作詞したみたんの感情がモロに入った「アンビバレンス」「ノンフィクション」は良い曲だし、「ソーダトニック」や「今宵、この指とまれ!」は今までとはまた違うピクミクのアイドルっぽさが強調されて楽しいのでライブで見てほしい。

フィロのス、毎年フェスではお世話になっています。ここもまさかのおとはすさん卒業して新メンバー2人増員する体制の変化があってアイドルさんはどこも大変。他では「フィロソフィア」が好きです。しかし「君は1000%」をカバーするとは思わなかった。初めてお小遣いで買ったレコード(!)ゆえ思わず投票しそうになったわ、年齢がバレる(笑

6月に解散してしまったpredia姐さん、残してくれた楽曲はprediaでしか歌えない表現できない唯一無比なもの、あの世界がもう見られないのは残念。「DRESS」も「MUSIC」も力強さがあって最後までprediaらしかった。湊さん、村上さんのボーカルがまたどこかで聴ける機会があればと願ってやみません。

安心安定のゆっふぃーは健在、「ラブ*ソング」も「愛のプロペラ」もどちらも明るく爽やかな佳曲。ランクインはしなかったけど、ゆっふぃーがいる安心感はアイドル界の縁の下の力持ちといっても過言ではない。

<インディーズ/地方アイドル楽曲部門>

1位:melt blue / NightOwl

折原さんのサビでの高音がたまらない一品。もうそこだけで優勝できるぐらい好き、毎回ゾクゾクするほど気持ち良い。

2位:Lightsurfer / SANDAL TELEPHONE

間奏がサビともいえる楽曲で、曲後半になるにつれ、徐々に盛り上がっていく流れが堪らなく好き。

3位:メトロノーム / THE ORCHESTRA TOKYO

平和なリズムからサビへ近付くにつれ、音が重なって盛り上がっていく流れが好きだし、それに載る歌詞がまた心地良い。♪ファーラウェイ、そ、ファーラウェイ。

4位:GR4VITY G4ME / 我儘ラキア

いやもう「カッコ良すぎる」の一言。サビでの星熊さんのボーカルは痺れまくるし、MIRIさんのラップといい、イントロのギターといい、Aメロと最後のドラムの音といい、好きが詰まってる。

5位:メインアクター / Task have Fun

これぞTaskちゃん的楽しさが存分に堪能できる楽曲。このサビのフィーバーっぷりはフェスに欠かせないTaskちゃんならではの一品。

補足:変わらずコロナ禍が続く中でもアイドルは元気。解散、引退、休養等々があってもまた新たに誕生、新加入があったりと新陳代謝がすごい。まだ出会えていないアイドルを求めてステーぢを見る日々。今年また新たに気になったのは群青の世界、buGG、Quubi、ベンジャス!、NightOwl、MIGMA SHELTER、Payrin's、美味しい曖昧辺りでしょうか。

NightOwl、4月の最後のワルコレで楽しさを知ってしまうの巻。その後、TIF、@JAM EXPO、ギュウ農フェスと見て、先日のMAWA LOOPではO-WESTのトリを務めてフェスなのにアンコールまで求められるのも納得するほど充実のライブをくれます。その楽しさを求めるなら「ロンリー・ナイトパレード」か、「Living my day」なんですけど、曲とそのボーカルの素晴らしさから「melt blue」に軍配。とはいえ、「暁闇」も「グッドナイト」も好き。

ダルフォン、切ないメロディーが心地良い「レビュープレビュー」大好きマンだったのですが、ギュウ農フェスで聴いてから「Lightsurfer」が若干上回りました。あのスマホの光の海は野外でこそ映える。ダルフォンらしいダンスが見られる「恋の魔法使いにはなれない」、颯爽とした明るいリズムが心地良い「Be Free」も好き。

オケトー、どの曲も良くて選ぶのに困難を極める。ライブでの楽しさなら「Checkmate」や「DANCING MONSTER」だし、「LiP」は盛り上がりや〆方が好きだし、「STRiNGS」「ARiGATO」は沁みるし、その中で強いて挙げるならということで「メトロノーム」になりました。

我儘ラキア、「Bite Off!!!!」もカッコ良いし、「SWSW」も強めで迷ったけど、推すならやはりGR4VITY。MAWA LOOPで生バンドサウンド2回聴けたのも良い思い出。

以下、ランクインはしなかったけど、聴いてるグループ。

QUEENS、今現在ここを中心に追いかけているものの今年発表された楽曲は癖が強く、賛否がはっきり分かれそうでランクインはならず。「FLY」がノミネートされていれば次点にはなったかも。「1577日」は配信されておらず、ライブも1度だけで好きなのに惜しい。

群青の世界、どこかの対バンでふと聴こえてきた「BLUE OVER」が刺さりましてそれ以降見る機会が増えました。だいぶ前の曲だけど、これはいい曲。

他の楽曲も万人向けみたいに洗練されている上にライブでの歌も悪くなく、好印象。1曲挙げるなら「BEST FRIEND」か、「RIBBON」。(1曲ぢゃない。

クロスノエシス、独特の世界を表現する演舞が好きで、行くフェスや対バンに名前があれば見に行きます。「翼より」「デザイン」「幻光」「リンカーネイション」などが好きです。

buGGちゃん、フェス等で見かける機会が多くなってその楽しさに最近ようやく気付きました。そんなライブでの楽しさを求める楽曲は多くあれど、個人的には「Hydrangea」が曲として刺さりました。

NELN、「ストロベリー」しかノミネートされてなくて泣く。11/23に配信開始されたEP『Compact』がNELNらしくて素敵なので聴いてほしい。特に「JUKE」は傑作でリストに入ってたら2位にランクインだったのに惜しい。つべにもないので代わりにその次に好きな「coin」を貼っておきます。

#2i2、「Shutter speed」「だってさ。」、ともにライブで楽しい曲。「このままでいいんだよ」は#2i2にしては珍しいミディアムチューン、結構好きなんですが、ライブでまだ聴いたことないのが惜しい。フェス向きではないから仕方ない。ノミネートされてない「Don't be ぞんびー」や「善人悪人」があればとも思ったりなんだり。

リリバリこと Lily of the valley、復活ライブで聴いた「LOV」、TIFで聴いた「サマサマサン」、どちらもリリバリらしい楽しさ溢れる騒がしい楽曲。一推し・沢村りさりさが12月に卒業ということで落胆は隠せません。引退ではないのが救いですが、りさりさがいたから見ていたということもあって今後はそういうことになるかと。

ずぅさんこと原田珠々華さん、「プラチナ」「光合成」「帰路」という素晴らしい楽曲を残してアイドルへ復帰されました。ずぅさんの作る辛気くさい(褒めてます!)歌の世界が好きなのでアイドルやりきったらシンガーにも復帰してほしいです。

武藤彩未ちゃん、ゆっふぃーと同ぢく安心してCDを買える優等生っぷりは変わらずで今年の楽曲も見事な秀作揃い。挙げるなら「約束のルビー」。

クロムレイ、あのボーカルが存分に堪能できるのは嬉しいところ。どれもいいけど、強いて挙げるなら「冷炎」。

Quubi、TIFで初めて見てハードロックな音楽やってると気になり、MAWA LOOPにて再び目にしてこれは良いと確信。Spotifyで聴きまくったところ、「Horizon」「Ragnarok」「Kurogane」「Lights」「DIVE YOURSELF」と気になる楽曲が次々続々と出てくる出てくる。去年の曲なので投票はできないけど、ライブで見ても家で聴いても一番好きってなったのが「Legendary」、聴いてみてください。

Kolokol、ノミネートが3曲しかなくてその中から選ぶなら「Story Line」になるでしょうか。DeeperもSandもカッコ良くて好きですが。大好きな「Lullaby」、今年はIDOLIZE、TIF、NEO合戦なんかで回収できたけど、野外の、しかも夜のステーぢで思いっきり気持ち良く心置きなく跳べたギュウ農フェスでの披露が優勝といっても過言ではない。

ひょんなことからTIFで知ってしまったベンジャス!、今年はリリースがないようでリストにはいませんが、昔の曲なら「細胞」がダントツ好きです。ずっとこの路線で行ってほしいぐらい。

MIGMA SHELTER、ただただ踊り狂ってるステーぢ見るの好き。

Payrin'sと、美味しい曖昧はまだ引っ掛かったばかりの新規も新規で良く知らないのですが、音楽はいいです。

<アルバム部門>

1位:ノクターナル / 東京女子流

「REFLECTION」以来7年ぶりのニューアルバム。めいてぃんが大好きなIntroから始まる素晴らしい女子流楽曲群に、成長した4人の声が載っているのを聴くと月日の流れを感ぢざるを得ません。昔と違う出し方してるひーちゃんの高音にも慣れてきました。これはこれで良い。「僕は嘘つき」や「days」みたいな楽曲が似合うようになってきたのも感慨深い。沁み沁みと。

2位:REFLEX / SANDAL TELEPHONE

REFLEX(A盤)

REFLEX(A盤)

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エレクトロポップの楽しさがこれでもかと詰まってる。イントロから始まるの大好物だし、恋マジの次に失恋ソングの「Silent」持ってくるとか、「Be Free」から「レビュープレビュー」に繋いだりするとこも好き。女の子の難しい恋愛感情を描いた「SYSTEMATIC」や、加速度的テンポでありながらどこか古めな哀愁感漂う「碧い鏡」など、曲のラインナップも良い。

3位:circle / クロスノエシス

circle

circle

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クロノスの世界観を耳を通して十二分に味わえる名盤。合間に入るskit含めて捨て曲がなく、全体通して繰り返し聴けるまさにアルバム。扉が開く音ともに羽ばたくように「翼より」が始まり、眠るように終わる「nursery」からのskitで閉ぢていく構成がまたニクい。

補足:今年もSpotifyのおかげで結構聴いたアルバムがあって充実。とはいえ、ミニアルバムやEPが多く、やはり作品として存分に楽しめるオリぢナルのフルアルバムのほうが好みです。選に漏れたアルバムについては以下。

Taskちゃんの『Violet tears』、Taskちゃんらしいバラエティーに富んだ佳作。「メインアクター」を筆頭に「ひと夏ボーダー」「哀嘘,私寝 (I lie,I lie)」「背徳的カタオモイ」とライブで楽しめる楽曲が多数並んでるほか、「SPOOL」や「夢見る季節を過ぎても」などアルバムならではの曲もあって良いアソート。

PiXMiX、2ndアルバム『まだ、旅の途中。隣には君がいる。』があるんだけど、ノミネートリストに入ってなくて投票できない罠。悲しい。

Quubiの『Gene』、何気に最初のイントロ曲「Tails of frontier」が好き。そこから「Survivor」に繋ぐのがまたいい。さらにアウトロ曲で〆てたら最高だったかも。

ずぅさんの『光の行方』も秀作。これが作れるのにアイドルグループに復帰しちゃうのもったいないけど、出来るうちに後悔のないよう思う存分アイドルを楽しんでもらいたいです。

武藤彩未ちゃんのミニアルバム『glitter beat』はリスト入りしてるのに個々の楽曲群はリストに入ってなくて悲しい。

オケトーの2枚はEPとベストなので選からは外しましたが、ベスト盤はイントロやまとまりが良く、この1枚でオケトーが分かるお薦めのアルバムではあります。

NELNの『Compact』はEPだし、『Re:dawn』は再録作品なので。来年はフルアルバムを期待したい。

CYNHNちゃんの『Blue Cresc.』も再録多めなので。体制がコロコロ変わるからアイドルちゃんも大変です。

buGGちゃんの『buGG PuCKS』はミニアルバム。楽しい曲が詰まってます。

我儘ラキアの『ONYX』もEP。フルアルバムという作品を聴いてみたい。

それにつけても南端まいなさんの引退は残念。シンガーとしてなかなかない癒やし感にボサノヴァ路線が合ってて良かったのに惜しい。悲しい。

<推し箱部門>

QUEENS

QUEENS

引用:MAHO【QUEENS】 (@MAHO_QUEENS) / Twitter

年中推してるということであれば、今年はQUEENSかなと。

QUEENSを知ったのは去年のNEO合戦、そこから見始めて1年経たずに歌い手であったRIHOさんが卒業して新メンを入れる変化があり、それまで個人的にうるむさん一強だったのに加入したひかるさん、あやさんがかわいくてがむばっててかわいくておもしろくてかわいくて推し度がガツンと上がりました。そのQUEENSを見るために色んなフェスや対バンに参加してたらどんどん良いアイドルさんを見つけてしまうのも困りものですが。

次点にピクミクちゃん、こひめちゃんが卒業して歌面でランクが下がったこともあります。みんな底上げしてがむばってはいるのですが、あの声と歌唱力とビぢュアルはやはり重要。でも愛莉ちゃんの突出したかわいさ、芳怜ちゃんの笑顔とナイスバディー、十和子ちゃんのおもしろかわいい癒やし感、みたんの頼りがいありすぎる存在感は健在でどこから見てもかわいいのは素晴らしく、アイドルの鏡です。

リリバリは一推しの沢村りさりさがまさかの卒業、残念無念ですが、引退ではないのが唯一の救い。しかし、グループとして折角新メン入れて復活したのに立て続けに2人卒業とは……でらっち、つっきー、がむばって。

殿堂入りの女子流ちゃん、今年は12周年の渋谷公会堂を筆頭にフェスや対バンでそこそこ見る機会があって堪能しました。ほぼエセAstalight*になりつつはあれど、ひーちゃんは変わらずかわいい、めいてぃんは美人、べーさんは美し細過ぎ、中江ってぃはオモローで、いつでも帰れる場所があるのはありがたい。ホント長く長~くやっててほしいし、結婚しても続けてほしい。なんだったら生んだ子供と一緒にステーぢで「おんなじキモチ」踊ってほしいし、一緒に踊りたい。

そんなこんなの投票内容でした。