うしろの玉ねぎ

かわいい子を眺めていたい。

女子流ちゃんと、チャランポランタン at Zepp Tokyo

3月になりまして、今現在の生きる糧である女子流ちゃんのライブ、対バン/単ドク Vol.3 に行ってまいりました、in Zepp Tokyo

先月も降っていたような気がしないでもない結構な雨のなか、入場待機。150ぐらいで呼び上げるのをやめたB番を尻目にA180番台で邪魔な傘をしまいながら中に入ると、椅子が整然と並ぶ光景が広がっているではありませんか、まぢか、まぢか。動揺しつつ、まずは前のほうと思って、最上手ブロック7列目の通路席を取り敢えずキープ。うーむ、Zeppで椅子とはびっくりと唸りながら、椅子席をいいことに鞄を置いて周りを散策。最下手プロックなら5列目ぐらいが空いててどうしようかと思ったけど、めいてぃん重視と決め込んでそのままに。公演後、下手でも良かったなぁと思ったりしましたが、それはいわない約束。

さて、今回の対バン相手は チャラン・ポ・ランタン さん。いつものように初見です。

開演すると舞台は暗転のまま、チャランポさんによる女子流ちゃん楽屋への突撃インタビューが始まります。音声のみなのが惜しい。ただ、これだけでこの人たちもノリの良い人たちだと期待が持てたし、その期待通りでした。

そんな軽めのぢャブを放ってから演者登壇、ボーカル・ももさん、アコーディオン・小春さんの2人がチャランポさんで、後ろには「愉快なカンカンバルカン」という名前の、ドラム、ウッドベース、トランペット、サックス2人の計5人、全て女性で構成されたバンドを引き連れてのステーぢング。なかなか好みの楽器が配置されてて生音も良かったんですけど、それ以上にももさんのボーカルが素晴らしい。これは素晴らしい。気持ち良く声が出てて、出してて、強弱の付け方、その表現、伸び、マイクを離しても聴こえる声量、どれをとっても素敵で、何より眉間にシワを寄せずとも出るその声は気持ち良くて、あぁちゃんに求めてる理想形を見た思いです。いやホント素敵。

1曲目に歌ったのがこれ、『71億のパズルゲーム

2曲目『サーカス・サーカス』。

3曲目『最後の晩餐』。こんな感ぢで曲のほうはなかなか独特な雰囲気で好きなほうです。加えて、アコーディオンを担当してる小春さんの力の抜けた漫談のようなMCもかなり独特。この3曲が終わったところで、女子流ちゃんを含めれば女性が12人ということはアレが24個あるということでみなさんがいいづらいアレをいいましょう、おっぱい!とのたまって始まる『Oppai Boogie』(なんちゅータイトルですか)の曲紹介なんて、もう笑うしかありません。その曲中では「おっぱい」コールを求めたり、それに応ぢたオーディエンズの「おっぱい」コールが会場に響いたりと、女性ならでのお下品だけれど汚らわしくない感ぢがおもしろかったです。

そのおっぱいの次は女子流ちゃんが登場してのコラボ、『ムスタファ』という曲らしい。

楽しいはっちゃけ曲で、笑顔で踊るめいてぃんに釘付け。途中、ももさん、友梨ちゃん、めいてぃんでエグザイルしてたのには笑いました。

女子流ちゃんがハケると最後の曲『愛の讃歌』。この間は撮影可ということで一応ケータイを取り出したものの、歌が素晴らしくって聴くのに集中したかったから撮りませんでした。途中からももさんが客席に降臨してきたけど、下手側だったので良く見えず。この時ばかりは下手に行っとけば良かったと思いました。

いやしかし、MCで小春さんは「前座」なんていってましたけど、全然前座ぢゃない素晴らしいステーぢで良いもの見せて聴かせてもらいました。ありがとうございます。

そんな45分ほどの公演で十二分に温まったところで、女子流ちゃん登場。衣装は渋公で着ていた金の刺繍が施された白のセパレートタイプのやつ。初手は『鼓動の秘密』、以下、セットリスト。

  • 1.鼓動の秘密
  • 2.十字架
  • 3.Count Three
  • 4.眩暈
  • 5.キラリ☆
  • 6.約束
  • 7.Partition Love
  • 8.ふたりきり

定番の曲を持ってきた感ぢ。約束を聴くに、あぁちゃんの調子は結構良かったかと思います。十分に楽しいんですけど、いつも通りといったところで目新しさはなかった気がします。新曲歌っても良かったかと。

オーラスでは、チャランポさんが一昨年の武道館で女子流ちゃんたちが着ていたカラフルな衣装に身を包んで登場。こらこらこらと思いつつ、派手な衣装なので遠目からだとあまり違和感がなかった不思議。そんな2人に突っ込む流れで、隊長とあぁちゃんがちょと待てちょと待てお姉さんと例の流行りのラッスンゴレライを披露するも結構な事故を起こして、それはもう女子流MC史に残るレベル。さすがのロークオリティでした(笑

そんな空気を変えるように、小春さんのアコーディオン演奏のみで『月の気まぐれ』を披露。いや、これが非常に良かったです。踊りはなかったけど、こういった違うバーぢョンが見られる聴けるというのがライブの醍醐味ぢゃないでしょうか。こういうのが見られるから対バン好き。ホントもっとやってほしいのに、これが最終回なのが惜しい。

という、今回もたっぷり充足満足な2時間でした。

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雨のため、ダイバーシティー内で時間を潰すしかなかったのは近くの有明コロシアムで℃ちゃんのやぢさんが泣いていたせいでしょうか。それはともかく夜公演、80番台だったのでなるべく真ん中へと思って上手ブロックの3列目に位置。そして、ひーちゃんロックオン発動ッ!

衣装は5月に発売されるベストアルバムのぢャケットの白で統一されたお嬢様然としたひらひらのミニスカ簡易ドレスみたいなモノ。べーさんの肩出しが何気にエロスティック。ひーちゃんきゃわきゃわ。まさかこれで踊るとは思わなかったとMCでの弁。毎度お馴染みノンストップで12曲、テーマが卒業や旅立ちというセットリストは以下。

  • 1.キラリ☆
  • 2.ずっと 忘れない。
  • 3.恋愛エチュード
  • 4.A New Departure
  • 5.Sweet Emotion(相川七瀬のカバー)
  • 6.Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~
  • 7.Wake Me Up!(SPEEDのカバー)
  • 8.Believe(Folder5のカバー)
  • 9.ウィーアー!(アニメ「ONE PIECE」のOP曲)
  • 10.Get The Star
  • 11.ヒマワリと星屑
  • 12.Stay with me(新曲)
  • EN.ナナナ体操

『恋愛エチュード』の「♪仔猫のように~」のところで、にゃんにゃんするかわいいフリを近くで見られて幸せです。ラストの決めポーズもちゃんと照明が当たってきっちり見られて、さらに幸せ、ひーちゃんきゃわっ。『A New Departure』はやっぱり楽しい。序盤にきたのでちょっとびっくりしましたけども。

カバー曲は聴いたことがある程度で個人的に特にアガる曲はなく。あの辺全く聴いてない男性ボーカル好きな身の上、『ウィーアー!』もONE PIECEをほぼ知らないので……曲自体は楽しいものでしたけど。ライブで歌ったカバー曲でまた聴きたいのは、横ブリでの『飛び方を忘れた小さな鳥』かな。あれは良かった。サビのあぁちゃんボーカルをまた聴きたい。

最後にもってきた新曲『Stay with me』、生で聴くのは初めてです。

メインで歌うひーが上手、残りの4人が下手でやはり踊らずといった形。途中からひーはセンターに。歌はがむばってました、ましたけど、大サビに行く前の歌唱でひーちゃんが珍しく辛そうにしてました。11曲ノンストップで踊った後のメイン歌唱ということで、さすがの無双ひーちゃんもパーフェクトにこなすには難しかったのかもしれません。そこは惜しかったけど、全編に渡るひーボイスの心地良さ、そして4人のコーラスは秀逸。好き。今後、歌い慣れていけば、ひーちゃんのことですからぐんぐん良くなっていくことでしょう。その姿を見ていく楽しみ、生きる糧が増えました。

アンコールは事前告知の通り、テレビ東京バナナ社員のナナナくんが登場してくっちゃべった後、みんなで『ナナナ体操』を踊ります。

カワイイ見納めはどこへやらのこのかわいさッ、HD画質で永久保存したいこのかわいさッ! 途中で萌えシぬかと思いましたけど、生きてます、まだ生きてます。近くで見られて良かった、生きてて良かった。ありがとう、ひーちゃん。

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ひーちゃんハァ━━━━━;´Д`━━━━━ン!!!!

ただ、ENはこれ1曲のみで、告知とそれに関連したトークのみで終わってしまったのはちょっと残念。結構時間取ってただけに間延びしてて、やっぱりラストは曲を聴いて清々しく終わりたいからこの辺は改善を。かわいいからまだ許せますけど、例の宣言をした以上はアーティスティックにしっかりと曲で〆る形を望みます。

とまれ、雨以外は非常に楽しく過ごせました。このシリーズ、単ドクは当然ですけど、思っていた以上に対バンが楽しくておもしろくて満足度が高かったのでまたやってほしいです。客入り的に難しいでしょうけど、なんだったらアウェーに出向く形でもいいから、対バン再びッ!

Stay with me (Type-A) (CD+DVD)

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1st BEST ALBUM 「キラリ☆」 (Type-A) (CD2枚組+Blu-ray Disc)

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