うしろの玉ねぎ

かわいい子を眺めていたい。

アホでバカで楽しい女子流ちゃん対バンライブ at 赤坂BLITZ

まいまいこと萩原舞ちゃんが無事19歳になられた翌日である2月8日、女子流ちゃんのライブに行ってきました。

先月に続き、昼は対バンライブ。今回のお相手は LIFriends さん、はい、初見です。雨が降りしきるなか、90番台でもって入場すると、入り口でそのLIFriendsのメンバーさんがチラシ配りをしてるというのにまずびっくり。取り敢えず受け取って中に入ると、2段目が封鎖されててフラット面にしか行けない状態で、傘があるから2段目の柵前を取ろうか作戦断念。仕方なく、最上手にある柵横、最前から7列目ぐらいに陣取って待機。振り返って見ると、中央ある柵から後ろは結構スカスカで入りは良くないです。前回見て意外と対バンのほうがおもしろいと思っている身なのですが、そう思うのは少数派なのでしょう。

さて、開演。最初は当然LIFriendsさんから。バンドセットがあるのに、メンバー5人登場してきて横一列に並ぶから何するのかと思ったらいきなりラぢオ体操を始めるわ、女子流ちゃんの『ヒマワリと星屑』が流れたかと思えば5人で踊り出すわと、なんとなくオシャンティーなバンドなのかと思ってたイメーぢが早々にガラガラと崩れていきました。MCでも芸人バリにしゃべるボケる突っ込むで、ダチョウ倶楽部さんの口論からのキスネタまでやるわで、いや大いに笑わせてもらいました。

ヒマワリダンスが終わってようやくちゃんと楽曲披露、『サマラブイリュージョン2013』『ラブミーベイベー』『サマーガール』と3曲連続。ぢャンプ、手拍子、手を上げての横振り縦振りと賑やかで、ちょっと聴いた印象ではラップもあるリズムロックみたいな、後から調べたらパーティーロックを標榜しているらしく、なるほどと思いました。自分たちだけでなく、お客さんを如何に楽しませるか、盛り上げるかと考えてるのはすぐ分かりますし、初めてでも取り敢えずノッておかないと損みたいなアゲアゲな雰囲気作り、MCもやってることもアホでバカで、いや褒め言葉としてですけど、これは楽しいです。

その後のMCで「おんなぢ気持ちで~」という言葉を連呼してるから、まさかと思ったらホントに女子流ちゃんが封印した『おんなじキモチ』を歌い出して、しかもボーカルの人がバリバリにあの間奏のダンスまでキレキレに踊るわでめちゃめちゃおもしろかったです。ばっちり決めると、袖から「ちょっと何やってるんですか」と友梨ちゃんのかわいい声での突っ込みが聞こえたかと思ったら、女子流ちゃんが登壇してきてちょっとコント風味なMCへ。そこでボーカルのSHUNKUNさんが結構なクオリティのバイキンマンのモノマネ「ハーヒフーヘホー!」を披露、からの続いたひーちゃんの「ハーヒフーヘホー!」とまるで似てない叫びのかわいさったらなくて、そりゃ拍手喝采されるというもので、そんな観客へ「なんだ、かわいければいいのか!」と突っ込むSHUNKUNさん、いやその通り、かわいければそれでいいのです。かわいいは正義。そして、コラボ曲『アゲアゲええじゃないか!!!』へと流れていったシーンはおもしろいし楽しいしかわいいしで、もう至福のひとときでした。

ステーぢが再びLIFriendsさんのみになって、最後の曲は『仲間』。

青臭い詞ではありますが、熱く若さの詰まった良い曲。と、ここまで45分ほど。

バンドセットが片付けられると、主役の女子流ちゃん登場。衣装は渋公で着ていた白に金の刺繍を施したセパレートなヤーツ。十分に温まった会場で、いつものらしいパフォーマンスを見せてくれました。以下、セットリスト。

  • 1.鼓動の秘密
  • 2.Liar
  • 3.Say long goodbye
  • 4.ディスコード
  • 5.ふたりきり
  • 6.約束
  • 7.Partition Love
  • 8.ヒマワリと星屑

ヒマワリまでの8曲、MC含めて45分ほど。セイロンからディスコードへの流れはすごく好き。続くふたりきりでのひーちゃんの笑顔は、この笑顔のために生きていると思えるほどかわいくってたんまり癒やされました。とはいいつつ、前方に背の低い方々が丁度並んでいたようで、めいてぃんの綺麗なおみ足がばっちり見える位置だったため、基本めいてぃんロックオンでウエストから腰、太腿、膝小僧までの美しいラインに大いに眼福してたのは内緒。

ラストは再びコラボ。バンドセットが用意される間の繋ぎMCでは、SHUNKUNさんからまたモノマネのムチャぶり。めいてぃんがサザエさんのノリスケさん、隊長とあぁちゃんがダメよ~ダメダメを披露。いつもと違うぐだぐだっぷりで色々おかしかったです。最後のコラボ曲は、隊長が好きだという『ラブミーベイベー』。

確かにこれは盛り上がる楽しいパーティーチューン。手拍子したり、ぢャンプしたりと忙しくてガン見態勢は取れなかったけど、ひーちゃんの笑顔が素敵だったし、女子流ちゃんたちみんな楽しそうで、お祭り気分の幸せ空間でした。

公演後、LIFriendsのメンバーさんは物販スペースや出口に来てチラシ配りしてたり、そこでハイタッチや握手に応ぢたりと、随分近い人たちだなぁというか、とにかく一人でもファンを獲得しようという貪欲さ、前へ前へ精神がすごくて好感が持てました。丁度出口へ向かう時にメンバーの方が横を通ったので他のファンの方々に混ぢってハイタッチしつつ、二言三言感想とお礼をいっておきました。対バンというアウェーのなか、ヒマワリを踊る、おんなじキモチをフルコーラスカバーする、コラボも2曲、女子流ちゃんたちにムチャぶりで普段見られないかわいい姿を引き出してくれると、がっつりこちら側に寄せたステーぢをしてたっぷりと楽しませてくれたのですから、ホントありがとうございます。ありがとうございます。2回いいます。

というわけで、個人的に大満足の楽しい対バンライブでしたけど、ホントお客さんが入ってないのもったいないわ。女子流ちゃんだけを見たい気持ちは重々分かりますけど、コラボなんかで女子流ちゃんの違う一面が見られるし、知らない音楽を知る楽しむおもしろさがあるのに、そういった好奇心がないのかしら。申し訳ないけど、アイドルとやっていた対バンよりもずっと良くておもしろくて楽しめます。けど、それはきっと価値観の違いなのでしょう。

3月はこれまた知らないチャラン・ポ・ランタンという方々tの対バン、俄然強めに楽しみです。できれば、対バンシリーズは続けてほしいし、またどこかでやってほしいけど、この客入りだと今後あまりやることはなさそうです。むぅ……

さてさて、雨も上がった夜は女子流ちゃんの単ドク公演。

370番台辺りですんなり入場するもフラット中央の柵前のスペースがもう満杯で、昼と同ぢく2段目が封鎖されているからその2段目の柵を背中に上手入り口前に陣取っていたのですが、ほぼほぼ満杯になってきた頃、封鎖されてた2段目を開放したらしく、人が後ろにどっと雪崩れ込んできて、でも上手側の2段目に上がる入り口は封鎖されたままだったので入ることができず、埋まっていくのをただ見ることしかできませんでした。開放するならちゃんとアナウンスしてほしいし、するならするで入り口は同時に開放してほしかったです。チケットの捌け具合をみれば最初から開放してても良かったでしょうに、そうすれば最初から2段目も選択できたし、封鎖されてるから仕方なく中央付近に位置してた人たちは開放されてもすぐには動けないわけで、この仕打ちは酷い。ライブが良かっただけにこれは至極残念無念。

そんなモヤモヤを抱えたまま開演、とはいえ楽しまないと損なので、気持ちを切り替えてステーぢを注視。

久々の白トップス、黒ボトムスのかわいい衣装で登壇した女子流ちゃん、前回と同ぢくノンストップであること、今回はバレンタインが近いのでコンセプトは恋愛ですというめいてぃんMCの後、早速ライブスタート。以下、そのセットリスト。

12曲ノンストップ。最後の3曲がかの恋愛3部作ですと直後のMCで。そんなものもあったりしましたが、いやもうPLだけで十分です。あのコピーはちょっと失敗だったというか、色々あったと推測。第2弾が『恋愛エチュード』、もしくはセイロン、そして最新シングル『Stay with me』を第3弾にしたほうが綺麗だったような気がします。

カバーが4曲、いずれも定期ライブで少し聴いたことがあります。基本、女性ボーカルはほぼ聴かない身で、特にSPEEDに関しては伊秩さんの曲は好きなのに島袋さん他の金切りがなり声が生理的に無理で当時全く聴けなかったので、こうして女子流ちゃんが歌ってくれると助かります。世間的には島袋さんは歌がうまくて良い声だと聞いてますが、趣味嗜好の問題でダメな人間もいるということでその辺、すいません。

そんな『White Love』は良かったかと思うんですけど、『my graduation』はひーちゃんにちょっと合ってない気がしました。女子流曲でのハマり方と比べて感ぢただけなので、ただ単に歌い込みの差かなと。

あぁちゃん、『約束』のサビがよろしくない。「♪もう一度」は入りも良くてイケるかなと思ったんですけど、続く「♪ここから僕達の旅が~」の部分がかなりぐだぐだで、1番2番、昼夜ともに良くなくて残念。たまにギリ許せるレベルの時があるだけに惜しいです。この約束、そして、Laが気持ち良く綺麗に歌えるようになったら、歌姫・小西彩乃完成への道が開けるのにと個人的に思っております。この辺の苦手ポイント以外は良かったし、ABメロでのウィスパーなところはやっぱりたまらないので、あぁちゃんの成長、進化をゆっくり見守りたいと存ぢます。

ひーちゃん、約束で少しハズしてたり、キラリ☆でも先走ってるところがあったり、安定無双のひーちゃんにしては珍しいなと思ったりなんだり。いつもそのかわいさに無条件降伏してるから気付いてないだけという話もありつつ、途中から背の高い人が目の前に立ったため、ステーぢ全く見えなくなってやむなく目を閉ぢて音楽だけ聴いていたので気付いたというか、そう感ぢたというか、その他はいつものひー。

それにしても、昼夜通してハードボイルド楽曲がセイロンだけだったのは予想外、去年赤坂でたっぷりやっているだけに意識して外したのかもしれません。ロリータが久々に聴けたのはいいんですけど、できればおへそ(以下自粛

そんなこんな1時間半の濃密ライブでございました。前回足りないと感ぢた曲数を増やしてきたり、女子流曲のみならずカバー曲を入れてきたりと、工夫の跡が見えて好感。欲をいえば、カバーは新しいものを、女子流曲もRMMを持ってきたり、ENを盛り上がる2曲構成に、例えば『Rock you!』『A New Departure』とかにしてくれたりしたら、さらに良くなるんぢゃまいかと思いました。

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とまれ、ひーちゃんハァ━━━━━;´Д`━━━━━ン!!!!

充足気分に浸りながらほくほくと電車乗ってたら、傘ないことに気付きました。あぁ、思いっきり忘れてるー。半年前に買ったばかりなのにぃ、いやん。

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