神聖なるカバーアルバム - うしろの玉ねぎ

℃ちゃんのカバーベストアルバム、『②℃-ute 神聖なるベストアルバム』。カバーが11曲、最近のシングル4曲、新曲1曲の計16曲が収録。どうせなら全部カバーにしてくれたほうがすっきりするし、分かりやすいだろうに相変わらずの中途半端ぶり。他でもやってますけど、ベストに1曲だけ新曲入れて販売する方式は好きではありません。その時点でもうベストぢゃないぢゃまいかと思うわけです。

それはともかく、順に感想をば。

『まっさらブルーぢーンズ』、まっさらの持つノリの良さ、盛り上がり感はそのままあるのでいいアレンぢかと。℃ちゃんの持つ℃鉄板曲でもあるので、あまり冒険はできなかったっていうのもあるでしょうけど。

『即抱きしめて』、こちらも悪くないアレンぢ。

『大きな愛でもてなして』、なっきぃまいまいの2人で歌うと聞いて、嬉しい反面残念な気持ちも。やっぱ5人での再録という形が良かった上、アレンぢがピコピコ、声も加工が入ってて、まいまいが歌っていることを差し引いてもあまりいい感触なし。無念。

『わっきゃない（Z）』、ちょっと音が軽くなった感ぢ。

『桜チラリ』、これはリアレンぢされてないようなので普通に聴けます。まいまいの「♪桜チラリ」のセリフはやっぱり心地良い。

『JUMP』、こちらもリアレンぢなし。最初に「行くよー！」の声が追加されたぐらいかな。

『都会っ子純情』、やぢさんのセリフがまいまいに変わっていることが最大の変化ですが、アレンぢのほうも悪くありません。

『LALALA 幸せの歌』、やぢさん岡井ちゃんで歌ってるんですが、この曲では岡井ちゃんの素敵なストロングボーカルが全く生かせないし、曲自体大勢の人間でにぎやかに歌ってこそ意義があるでしょうに、これは大いなる選曲ミスだと思います。岡井ちゃんの今の歌唱力をナメてはいけません。

『涙の色』、アレンぢの雰囲気自体は好みなものの、時たま入るピコピコ音にちょっとげんなりします。あれがなければもっと良いアレンぢになったろうに惜しいところ。

『江戸の手毬唄II』、神聖なる Ver. ではこれが一番好きです。元々の楽曲が℃ちゃん曲で4位ぐらいに位置するほど好きで、個人的好みでいうとちょっとテンポが速いかなと思うけども、あいりんのボーカルが十二分に堪能できる素晴らしい一品。

『青春ソング』、B!ちゃんの初恋サイダーみたいなあいりん独唱で始まるイントロ以外は、大きな変化はない模様。時折ピアノの音が追加されたぐらいかしら。

そして、『ダンバコ』『Kiss me』「セカハピ』『君チャリ』とシングル4曲を挟んで最後に新曲『「大好き」の意味を教えて』、c/w にありそうなつんくマン的遊び心の入った曲。歌詞が如何にもつんくマンらしいと思いました。

個人的には『As One』とか、『美少女心理』とか、『通学ベクトル』とか、『僕らの輝き』とかのカバーを聴きたかったわ。あと、『SHOCK!』を他の4人で歌った Ver. とか。そのぐらいやってくれたら賞賛します。

さてさて、初回盤B付属DVDの色々評判を聞いている℃ちゃんのロングインタビューも見ました。

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まいまいハァ━━━━━;´Д`━━━━━ン!!!!

確かに昔からの℃ちゃんヲタの方々には色々思うこと、のたうち回ること必定の内容でした。

こちとらは、めぐが脱退した頃に℃ちゃんの存在を知り、その後に友人にDVD『ミューぢックV特集①～キューティービぢュアル～』を見せてもらって、グラサンかけてるちっちゃい子が判別しやすいということで暫定推しにしたところ、『桜チラリ』でその姿が見えなくなっていなくなったのかと思ったら、実はすげーかわいい子だったというオチを経て今に至る感ぢでして、初期のヲタさんほど強烈な思い入れはないので普通に見られました。

大体予想してたような反応をしてたということもありますし、順風満帆に10年もやってこれないという達観もあります。それでも一応タブー的扱いだった話に触れたことは、今後の℃ちゃんにとっては大きな前進なんぢゃないかと思いますし、ファン側も結構胸のつっかえが取れた人もいるんぢゃないかと思ったりなんだり。

岡井ちゃんの受け答え、言葉が一番おもしろかったかも。「お姉ちゃんたち、怒ってるなぁ」にはちょっと笑いました。他にも「もう名前変えて新しくしたい」とか、「℃ちゃんを辞めたことを後悔させたい」とか、「推されるメンバーっているぢゃないですか」とか、「頑張るってなんだろう？」とか、当事者がいうと重いですわ。あと、辞めたいと思った理由が「学校が楽しかったから」というのも岡井ちゃんらしいというかなんというか、岡井ちゃん素敵。

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