うしろの玉ねぎ

かわいい子を眺めていたい。

アコースティック女子流ちゃん at AKIBAカルチャーズ劇場

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遅ればせながらのあけおめことよろを散りばめつつ、新年明けて一発目の現場である先日まで小西の音楽祭でお世話になった会場、AKIBAカルチャーズ劇場へと旅立ってきました。昨日、界隈で話題の脱アイドル、アーティスト宣言した女子流ちゃんのアコースティックライブを体感するためにございます。

アーティスト宣言については思うことは色々あれど、うまいこと書けるわけでもないし、女子流ちゃんの基本スタンスは変わらないし、こちらのスタンスも変わらないので置いておきます。

さて、届いた番号は残念ながら210番台、これは仕方あるまいと実際座った席も5列目ながらもあの柱が視界を遮る最上手、センターのひーちゃんがちらっと見えればいいやという気持ちで聴くほうに集中しました。折角のアコースティックですし。

開演すると、まずあぁちゃんだけが登壇。小西の音楽祭をやっていた関係から、前説担当になりましたとのこと。芸人か。(笑

ソロライブで得た経験を女子流で活かしたいという決意などを語ってから、袖に控える他のメンバーを「メンバー!」といって呼び込むあぁちゃん、いやそこは「みんなー」でいいぢゃまいか、何故に「メンバー」ですか。あぁちゃんのセンス。(笑

そんな流れでめいてぃん、ひーちゃん、隊長が登場、ちなみにセイロンの衣装。やはり昨日の Ust を休んだ友梨ちゃんの姿は見えず。今回は4人でやりますと、めいてぃんがいった後、続けてギターを弾いてくれる人を紹介しようとするも、肝心の名前を噛む失態。2015年も初手からかわいいリーダーでございました。

改めて、皆がふくちゃーんと呼び込むと、ギターを弾く福原将宣さんが登場、隊長と同い年の娘さんがいるんだとか。ステーぢに役者が揃ったところで早速ライブスタート。1曲1曲ちょっとした説明や感想を挟みながらの進行、4曲目のセイロンだけはふくちゃんさんはお休みして、4人でのアカペラ。セットリストは以下。

  • 1.Love like candy floss
  • 2.追憶
  • 3.僕の手紙
  • 4.Say long goodbye
  • 5.月とサヨウナラ
  • 6.Partition Love
  • 7.ふたりきり
  • 8.キラリ☆

ギターのふくちゃんさんが下手側にて素敵なギターを響かせ、メンバー4人が中央に軽く半円を作って歌うのが基本スタイル。タイミングを合わせるためにふくちゃんさんのほうを向く以外は、皆中央でそれぞれ目線を合わせてたので、めいてぃんはほぼ横顔か後ろ姿で、そのめいてぃんが丁度ひーちゃんに被る形で泣くに泣けず。その分、隊長とあぁちゃんはがっつり見えて視覚的には隊長デーでした。僕の手紙とキラリの時だけはステーぢ前方に出て横並びになってくれたので、柱でめいてぃんが隠れる予想通りの展開ですから迷わずひーちゃんロックオンしてました。はー、2015年もやっぱりめたんこかわいいのぉ、ひーちゃん。

初手はラブライク、合わせ間違いや歌詞飛ばしなど、ちょっとしたミスが見えたのは、緊張と練習不足と友梨ちゃん不在が響いたのでしょう。それでも、後半はしっかりと持ち直してたように思います。こちらもプロではないので何かしら反省点はあるのかもしれませんが。

『追憶』はシンプルにギターとボーカルで作る世界が非常に良くって、それだけに友梨ちゃんの体調不良がホント残念。あ、その友梨ちゃんのパートは大体隊長か、もしくはめいてぃんがカバー。PLはAメロ部分を1番も2番もあぁちゃんが歌っておりました。ギター1本なのでアレンぢもされてて、PL、月サヨ、ふたりきりが良かった。

基本、観客側はぢっと聴くだけのスタイルでしたが、『僕の手紙』では促されたので手拍子の伴奏も加わりました。最後の大サビはちょっとあぁちゃん辛し。もっとしっかり歌い上げられるように、少しテンポを落としたアレンぢにしたら良かったんぢゃないかな。

一旦、ふくちゃんさんは袖に捌けて、4人だけでセイロンのアカペラ。なんかゴスペラーズを見てるみたいでした。さすがにあのレベルには到底及ばないものの、良く歌えていたかと思います。最初の友梨ちゃんハイトーンのところを誰がやるかで色々模索してみたものの、みんなカスカスだったとは隊長の弁。やっぱり友梨ちゃんすごいと皆のたまっておりました。

『月とサヨウナラ』は、このライブ個人的最大のヒット。1番のBメロ最初と大サビ前のひーちゃんソロ「♪ビリビリと~張り詰めた空気~ 破り~捨てて~」のとこ、力強くも情感たっぷりに歌ってて、思わず震えました。声量と安定感以外にも、これがひーちゃんと他メンとの個人的に感ぢる大きな差だと思ったりなんだりしてます。歌詞にあるその言葉に張り付くように声が載ってるイメーぢで、そこに感情の高低も加わって、耳に心地良いのです。

PLのアレンぢ、かっちょいいいです。あぁちゃんが好きだといったのも頷けます。そのあぁちゃん、1番のサビはがむばったけど、2番の同ぢとこではちょっと控えめに合わせてました。でも、あそこまで出せるようになったのは成長。多少のブレはあれど、1番での歌い方、声の出し方のほうが好きです。

『ふたりきり』、ダンサブルナンバーなのにアコースティックでやると聞いた時はびっくりしたとのこと。もうダンスが体に染み付いてるせいか、歌っててもみんな踊りたそうに揺れ動くこと動くこと。あぁちゃんはこの曲苦手っぽい感ぢがします。ちょっとした単語をいうだけの短いパートだと合わせづらいのかもしれません。

次がラストの曲ということで、隊長主導で少し長めにトーク。あけましての挨拶やら何やら。正月休みの話から、大晦日が忙しいなら喜んで働くわとべーさん。やはり目標なんでしょう。腐っても紅白。ベストアルバムの話では、そのベストにはべーさん作詞のシングル曲は入らないのでどちらもゲットしてくださーいと、さすがの販促隊長っぷりを発揮してました。

ラストの曲はキラリ☆、ベストアルバムのタイトルにするなど俄然強めに推されてますが、何度聴いてもいい曲ですから納得するしかありません。ベストでは当然セルフカバー、録り直しするんでしょう。むしろ、しない理由がないぐらいで。

最後の告知、めいてぃんから「ライブ情報はひとみかな」と振られて、親指立ててグッとするひーちゃんかわゆしでございました。そんなこんなの1時間、大々大好きなライブのパティーン。またまた通い続けることになりそうです。ギター1本でやるのもいいんですが、ピアノでもやってほしいところ。多分、あぁちゃんが伴奏する回があるとは思いますけど、プロのピアニストの演奏をバックに、追憶、約束、サヨありが聴けたら最高なのにと思っております。あと、女子流曲以外も何か期待したいところ。どこかでやるでしょうけど。

ファイナルなのでCD買ってくださいと隊長にお願いされた握手はスルーして帰宅。感想を伝える機会はいつかありましょう。とにもかくにも、また次回。